おすすめ本 抜粋紹介             働く。社会で羽ばたくあなたへ  日野原重明著

新生活が始まる4月、社会人として期待や不安を胸に新たな一歩を踏み出した方々へ、希望を届けるおすすめ本を紹介します。

働く。社会で羽ばたくあなたへ  日野原重明著

大学を卒業し、就職活動を行い入社をして働く機会を得る。日本ではこの流れが当たり前に行われています。なので、多くの人が4月を迎えて就職をしたのではないでしょうか。就職先がずっと入社したいと思っていた人も、なんとなく受かったから就職した人もそれぞれいるのではないでしょうか。

入社してみて、なんだか自分が想像していたのとは違う雰囲気の会社だったなんて事が起こるのが多い様に思います。自分が想像もしていなかった場所で働く事になった人もそうでない人も、新しい環境に入ったからにはマイナスなことばかり考えるのではなくとりあえず頑張ってみようと思うはずです。

なので、前向きに新しい環境で頑張る方々へ向けて心に響くエール(言葉)を届けられたら良いと思いこの記事を書きました。

人は働いていくうちに、その人になっていく

働く。社会で羽ばたくあなたへ p 14 より

この言葉が意味していることは、働き始めてすぐに働くことの意味が分かるわけではなく、働く中で徐々に分かっていくということです。つまり、就職して直ぐにはその仕事に対するやり甲斐は見つけられないということです。

なので、配属された場所が自分のやりたいと思っていた事じゃなかったりしても焦らずじっくりその場所で学んでみる姿勢が、将来仕事のやり甲斐を見つける手掛かりとなり、自分自身を支えてくれるでしょう。

中には、本当に理不尽な環境も存在し自分自身が壊れてしまう職場もあるので、感覚が麻痺しないうちにその環境から逃げることも大切なことだったりもしますが、自分が大丈夫そうだと思えるのであれば、続けてみて新たな発見をするのも面白いと思います。

働くということは、果てしない繰り返しの中に身を投じるということ。

働く。社会で羽ばたくあなたへ p79より

上記の抜粋は、働くことを的確に表現していると思い抜粋しました。

働くことは、習慣のようなもので、良い習慣を継続すれば自分が予想もしていなかった自分に成長でき、果てしない可能性に辿り着けるのではないかという事を表しています。

働く中で、良い習慣とはどんなものか考えて繰り返し実践していくことが出来れば、数年後にはたくさんの仕事に囲まれているかもしれませんね。

モデルにならい、モデルと心の中で対話し、モデルを超える努力を続ける。

働く。社会で働くあなたへ pより

社会に出たばかりの時は、人から学ぶ機会が非常に多いです

何もかも初めての時は、この人に出会っていなかったら自分はどうなっていたのだろうという人にたくさんお世話になったり、会社で働いている人の中で、憧れる人や、尊敬のできる人に出会える機会も感度も高まります。また、通りすがりの書店で読んだ本の作者の考え方に惹かれたり、映画の登場人物の生き方に惹かれることもあると思います。

そんな人との出会いがあったら大切にしてみて下さい。また、そんな人が現れた時に、「この人だ!」と感じ取ることが出来るよう常に周りに興味を持つようにして下さい。そんな教えが込められている言葉だと感じました。

この人と一緒に働いたら身につくものが何かありそうだ!という直感を感じた経験が私にもあるので、一歩踏み出してその人から学ぶ機会が作れる様になったら嬉しいなと思っています。

働く。 社会で羽ばたくあなたへ [ 日野原重明 ]
価格:1430円(税込、送料無料) (2022/4/2時点)楽天で購入

学びの多い日野原氏の本、興味のある方は是非新生活の糧にトライしてみて下さいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました