成功者3000人の言葉
上坂徹著
今回は、様々な成功者の方々と関わり、取材をし続けた上坂さんの本を抜粋していきたいです。
仕事や生活で悩みを持っている方々は何かヒントになる言葉が見つかるかもしれません。
それでは紹介していきます。
はじめは就活をされている方や転職活動をされている方に特におすすめの言葉です。
「会社は”五感”で選ぶのがいい」
成功者3000人の言葉 上坂徹著 p 56
仕事とは生活をしていくためにとても重要なもので、多くの人が生活の大半を会社で過ごします。その為、居心地がよく自分に合った会社に入ることがとても重要です。
もちろん将来性なども大切ですが、オフィスが汚かったり働いている人たちがどんよりとしていたら直ぐに辞めたくなると思います。
就職や転職で自分が働く場所を選ぶ時は自分の感覚を研ぎ澄ませて、自分の感覚を信じることが必要ということです。
何かが変だと感じたら、本当に変な場合があります。受付の人の対応が変だったら、その組織で働いている人達も何だか変わっている人が多いと感じることがあります。
実際に見抜くことが出来ず入社してしまうと、苦労をしてしまいます。
ネットを使って掲示板などを見て色々調べることが出来ますが、実際に見て働いている人と話してみることも、就職時には欠かせない見極めスキルになるのだと本書で学びました。
次の言葉も、仕事や就職などに役立ちます。
「70点主義」で行く
成功者3000人の言葉 上坂徹著 p 72
学校で100点を取ることが優秀と教えられてきたので、社会に出ても完璧を求めてしまいます。失敗を嫌がったり問題を背負い込んでしまいます。
しかし、社会において100点満点で解決できる問題はありません。
全てが応用問題で、真っ白な解答用紙に自分の回答を書かなければいけません。100点満点で完結する仕事はないし、全てが100点の人はいないし、100点の会社はありません。大小の差はあれど、何処かに問題はあります。
その為、上記のように70点でも徐々に100点に近づけるように努力をしていけばいいのだと思うと心が軽くなります。完璧には出来なくてもやることをきちんとこなしていれば、それで良いのではないでしょうか。
次は、本書の中で学びがあると思った部分です。
・「私は頑張った」と言わない
・まわりから「頑張ったね」と言われることが頑張った証しなのです
・努力は誰かが見ている。あるいは想像している。だから、「アイツはよく頑張っている」と人に言ってもらえれば、間違いなくまわりから賞賛される。それが待てない。自分から言ってしまう。
成功者3000人の言葉 上坂徹著 p 92、93、p145
私は頑張ったという言葉はよく言いますが、実は自分で自分を評価してしまっているのです。
あくまで評価は他人がするもので、自分より頑張っている他人から見た自分は、そんなに頑張っている様には見えないことがあります。
その為よく考えてみると自分は頑張ったと主張する事は他人から見るとちょっと恥ずかしい事なのです。
なので、できる限り頑張ったは口で言わない様にして、心の中で自分を励ますために唱えるのが一番良い事なのだと思いました。いつも何事も苦労をしていない様に見せてニコッとしているところを見せて他人から「よくやってる!」と言われることを目指すのが気持ちが良くていいですね。
続いては、読んでいて面白いと思った言葉です。
友達は「顔つき」で選べ
成功者3000人の言葉 上坂徹著 p 170
友達になる人を、肩書きで選んではいけないということですが、顔には教養やその人らしさや品格などが一番に現れます。パッと見た印象で何か怪しそうと思ったり大丈夫かなと思う人には注意が必要かもしれないですね。逆にパッと見の印象がとても良ければ一生の親友やパートナーになる人もいるかもしれないですね。
人生はビスケットの缶
成功者3000人の言葉 上坂徹著 p 226
ビスケットの缶の中には、色々な種類のビスケットが詰まっており、美味しいものを先に食べると苦手なものが残ります。しかし、苦手なものから先に食べることで美味しいものを最後にじっくり味わうことが出来ます。
どっちから味わうか、決めるのは自分です。
今は辛くても、きっと美味しいビスケットが先に待っています。そんな気持ちで明日も元気に頑張れる、いい言葉だと思いました。
本書にはまだあなたの人生を変える言葉が眠っているかもしれません。
興味があったら是非試してみてくださいね!
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