人生は28歳までに決まる ー長倉顕太著ー
今回は自分らしい人生を歩むためにできることを考えようということで、
下記の書籍を選んでみました。早速抜粋をしていきたいと思います。
「金は目に見えないものに使え」
人生は28歳までに決まる 長倉顕太著 p 43
いきなりこの文を見ると、びっくりしてしまう人が多いかもしれませんが、大切なことです。
経験は目に見ることができませんが、
高いものを買うことよりも知見を増やすことができ、結果として心を豊かにしてくれます。
人生を豊かで楽しいものにするために必要な心掛けとも表現できるかもしれません。
目に見えない経験が他の人と違うものであれば、
より自分に対して興味を持ってくれる人がいるかもしれません。なので目に見えないものに投資をすることは面白いことだと思います。
時代を先取りしたければ日本のことだけ見ていてはいけない
人生は28歳までに決まる 長倉顕太著 p 77
コロナ禍を経て、日本の国力の衰退に気がついてきた方々が多くなっていると想像します。
旅行に行くと観光客は減り、
シャッターが下された薄暗い商店街をよく見かけるようになりました。
もちろん観光地は休日、人で賑わうと思いますがとても切ない気持ちになります。
日本で暮らしていると他の国を見ることができないので、将来どのようになるのだろうという不安が絶えません。
そのため、日本以外の国に目を向ける必要があります。
著者は本書の中で、アメリカを知ることの必要性を紹介しています。
著者の感覚で、アメリカで言われていることが3年経って日本に来るそうです。
つまり、日本で情報で得るとは、
新しい知識を得るというよりもどこかの国ではとっくに当たり前になっている考え方を取り入れるだけになってしまうということです。
自分が実現したいと思っていることが日本ではまだ当たり前ではなく、否定されたとしても海外を軸に探してみると意外とヒントが見つかるかも知れませんね。
「尊敬できる人がいない職場」はすぐ辞めていい
人生は28歳までに決まる 長倉顕太著 p 114
尊敬できる人がいるか、いないかは自分の成長にとってとても大切です。
目指すべき人がいると、仕事をするのが楽しくなるし、真似をするなどしてスキルを身につけることができます。
例えば、上司が尊敬できないと少しの言動にイライラしてしまったり、信用がなく十分にスキルを身につけることができません。
そういった悩みを解決でき、相談できる場所があれば良いですが、人間関係となるとそうはいきません。
社会人であればこんなことにも耐えることができないのかとレッテルを貼られてしまうと自信も無くなります。
さらにそれに耐えることが社会人の使命みたいになってしまい自分を守ってくれる場所はどこにもありません。
悪いのは自分ではないのに自分だけが我慢するいう理不尽が自分を苦しめます。
憧れの人や目指す人がいれば、この人ならこの状況の時にどう対応するかなどヒントを得ることができます。
働く環境に居心地の悪さを感じたら、
環境を変えることも自分を守るための切り札になるのだと思います。
人は群れると弱くなる
人生は28歳までに決まる 長倉顕太著 p 132
似たもの同士で群れると、
嫌われたくないと思って周りと同調しようとするため自分の意見をいうことができなくなり、結果として自分で考える力を失います。
何事も自分で考えて選択をすることや、自立をすることは群れの中から抜け出すために必要です。
たとえ今群れの中にいたとしても、
自分の直感を信じ周りにとやかく言われたとしても行動する意志の強さを持てば自分らしく人生を歩むことができるのではないでしょうか。
人と出会うときには、
「自分が知らないことを知っているか」
「視野を広げてくれるか」
人生は28歳までに決まる 長倉顕太著 p 153
同じレベルの人と付き合いを続けていても成長はできません。
意識的に自分よりも優れている人の考えを吸収することが成長につながります。
周りに優れた人がいないという場合でも、ネットや書籍を見ることで出会うことがあるかも知れません。
何事も向上することを意識して、新しいものを柔軟に受け入れていく姿勢が大切です。
若い時から、上記の内容を知っていることで自分の成長につなげることができますね。
今回は若者に向けた内容で書かれている書籍ですが、社会で様々な経験を積んだ方々にも参考になる部分がある書籍でした。
興味のある方はぜひお試しください。
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