20代の人生戦略
運をつかめる人は何をしているのか 櫻井秀勲著
20代の若者に向けて出版がされている本書ですが、年齢関係なく様々なビジネスパーソンが情報を得られる書籍となっているため紹介のためブログを更新しました。
20代といえば仕事を始めて、数年の方々が多く色々な悩みを抱える頃合いではないでしょうか。例えば、この仕事は本当に自分に合っているのか、なんで今の職場に配属されたのか、上司と合わないがどうしたら良いか、同期との差に悩むなど。
中にはブラック企業に入社してしまい辛いので転職したいなど様々な悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。
ヒントを探しに本書の内容を見ていきましょう。
・「誰と出会うか」が「天職」の鍵になります。
20代の人生戦略 櫻井秀勲著 p 61より引用
20代のうちは周りから学ぶことがとても多い時期です。学ぶ=真似ぶともいうように様々な人から仕事のやり方などを吸収します。そのため、この人のようになりたいというロールモデルに出会うことは人生を形作る土台となるのです。
若いうちから尊敬できるロールモデル(メンター)を見つけることで自分の仕事に磨きをかけることができます。自分の身の回りを見渡して、尊敬できる要素を持った人がいないか探してみることから始めてみるのが良いでしょう。
それによって仕事の質を高め自分にしかできないオリジナリティが生み出され、天職へと変わっていきます。
今与えられている環境や、人間関係にたとえ不満があったとしても、考え方と自分の視点の向け方次第で変わっていくということを上記の一文から学ぶことができました。
・小林秀雄は、「人はその性格に合った事件にぶつかる」と、生前に言っていましたが、これは味わい深い言葉です。
20代の人生戦略 櫻井秀勲著 p 114より引用
上記の言葉は執着していることがあれば、そこから事件が生じるということを意味しています。
例えば、お酒に執着していれば、病気になるといった感じです。その反面、誠実に生きていれば、その生き方に値する問題に直面するということで、いいように考えるとその問題を解決すれば人間としてさらに成長することができるということではないかと考えました。
トラブルや悩みを抱えている方は、その問題を振り返りそれが自分のどんな性格から引き起こされたものか振り返ってみると新たな発見があるかもしれませんね。
・君には、価値があります。
・「未見の我」
20代の人生戦略 櫻井秀勲著 p 167より引用
上記の内容には、今の自分に価値がないと思っていたとしても、まだ自分自身でも発見できていない才能が眠っているという意味が込められております。本書において「未見の我」は吉田松蔭の教えに由来するとのことで、未見の我に出会うために自己研鑽を怠るなという意味が込められていると紹介されています。
自己研鑽を続けていれば今まで自分が気づかなかった才能に出会うことができるというのはとても嬉しい事ですし、例え自分に自信がなくても1つくらいは人の役に立てるような才能があるのだと思うとワクワクしますね。これが仕事に活かせたらとても面白い気がします。
今回も抜粋で紹介をしていきましたがいかがでしょうか。伝えきれなかったことがたくさんありますが、抜粋を見て興味を持たれた方は、本書を是非お読みください。
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