人生をもっと”快適”にする 急がない練習
名取 芳彦著
今回は名取さんの書籍から学びを得ていこうと思います。
最近、偶然という言葉に魅力を感じており深く考えてみたいと思うようになるのですがヒントになるような一文が本書から見つかったので紹介します。
「物事は”時”と”人”がそろわないと動きださない」
人生をもっと”快適”にする 急がない練習 名取 芳彦著 p190
名取さんはこの言葉について、偶然とは「準備をしていた人」だけに訪れるものだと紹介しています。
私はこの言葉を見て偶然とは自分で作ることが出来るのだと思いました。
私はよくいつか留学をしてみたいと思っていますが、語学の勉強が思ったより上手くいかず、なかなか留学の機会を得ることができませんでした。
しかし、私はこの言葉を学んで偶然が作れるというのならば、留学に行くことが出来るように語学力を磨いて準備をしておこうと思いました。
アイドルで先輩の代役として抜擢される方がいますが、そういった方は先輩の分などを覚えて、いつ自分が出ろと言われても出来るように努力を欠かさず行っているのでしょう。
偶然は、自分が実現をしたいと思う事に対して準備ができていてタイミングが合うから起こるわけなので、自分から何もしないでいると何も起こらないのだと実感しました。
何か実現したいことがあるならば、その目標に近づく為に何が出来るかをイメージし少しでも実現に近づけるよう、努力をしていかなければなりません。
次は読んでいて真似をしたいと思った言葉です。
どんな不幸を吸っても、吐く息は感謝でありますように
人生をもっと”快適”にする 急がない練習 名取 芳彦著 p 217
人生を生きる中で、辛いことや嫌なことに立ち向かう事ほど心を擦り減らすことはないと思います。
若者は怒られるとすぐに落ち込むなどと言われますが、
若い人ほど生まれた時からネットが近くにあり、何か行動をしたら周りの反応を気にして生きていく世界で生きています。
なので、意外と周りの人の意見に敏感で傷つきやすいのではないかと思います。
社会に出ると色々な人間と出会い、色々なことを気にして生きていかなければいけない状況だと、辛くもなると思います。
他人から甘いと言われても、感じ方は人それぞれなので、気にする必要はないと思うのですが。何より心を壊してしまうのが心配です。
自分の心を保つためにも、自分の周りには穏やかでいてもらうことが大切です。
周りを穏やかにするための秘訣が、感謝をするということです。
感謝の気持ちを伝えられて、物凄く嫌な気持ちになることはないでしょう。不満を口にする方が嫌な気持ちになります。
なので、どんなに嫌なことがあっても感謝を口にすることで思いもよらぬ幸せが舞い降りるかもしれませんし、周りを落ち着かせることができます。
そんな魔法の言葉を毎日使ってみる。
そんな日常を通して幸せを引き寄せることができたら嬉しいですね。
私も実践をしてみようと思います。
気になる方は本書をぜひチェックしてみて下さいね。
【本書の紹介】
人生をもっと”快適”にする 急がない練習 「がんばりすぎ」をやめる47のヒント
だいわ文庫
ではまた!
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